日本 |
0 | 20 - 25 13 - 25 18 - 25 |
3 | 中国 |
- 先発 :
- 小山修加・荒木絵里香・高橋みゆき・竹下佳江・石川友紀・木村沙織・菅山かおる(リベロ)
- 交代 :
- 高橋翠(←竹下佳江)、竹下佳江(←高橋翠)
前日のブラジル戦・第1セットのあの集中力はどこへやら…。今大会いまひとつ振るわずに5位・6位決定戦にまわってきた中国に付き合うかのようにミスが多く、どこかピリッとしない内容だった。
「ちょっと良くなったかと思えば、次の試合ではまた少し後退する」。思えば今大会はそれの繰り返しだったような?(汗)。日によってチームの出来にムラがあるのは、若い選手が多いせいなんだろうか?…しかしチーム作りというものは一朝一夕にはいかないものなんだなぁと改めて痛感。まぁ今日の試合に限っていえば、連戦の疲れがここで一気に出たのかも…と、試合後にインタビューを受ける竹下選手の目の下の「くま」を見つめながら思ったりもする。
そんな今大会を振り返るに、まず「6位」という結果は妥当だと思う。というより決勝ラウンドに進めただけでも立派。今の日本のレベルは世界の7 〜 8位といったところだと思うし(ちなみにバレーボールの世界ランキングは、サッカーのそれに比べ信憑性が高いと思う)。だから結果については特に落胆する必要もないかと(問題はその内容)。
それよりも今大会は、なんといっても新戦力の台頭が収穫だった。完全にレギュラーの座をつかんだ荒木選手を初めとして、決勝ラウンドでエース級の働きをした小山選手や、落合選手・石川選手が活躍。柳本監督が言うように確かにチームの層は厚くなった。
ただ同時に課題も噴出した。今大会で顕著に現れたのは「サーブレシーブ」だったが、今日の試合などを見ていると、レシーブのみならず、サーブにスパイクにブロックにと、素人目にも課題はもっと多岐にわたっていると感じる。解説の中田久美さんの言葉を借りれば、「全て」なのかも知れない。となると、北京五輪までにそれらを克服するための期間として、2年という歳月は果たして長いのか短いのか…? 一介のにわかファン(汗)の自分には知る由もないが、監督の設計図に狂いが生じていないことを願って止まない。
あとひとつ、今大会を通してずっと気になっていた事がある。それは、チームが「おとなしすぎる」という事。
3 年前の「ワールドカップ」で、鮮烈に記憶に残っているシーンがある。それはある試合でのタイムアウトの時の事。選手達はベンチに戻ってくるやいなや、タオルで汗を拭うのもそこそこに、当時のキャプテン吉原選手を中心に大声で意見を交わし、大声で励まし合い、そして最後は皆で気合いをいれつつ凄いテンションでコートへと戻っていった。その間、監督はほとんど口を挟めず(挟まず?)ただただそんな選手達を見守っていただけだった…。
あの時はバレーボールを見るのが久々だったせいもあり(汗)、「しばらく見ないうちに日本バレーの雰囲気が随分変わったな」と驚いたのを覚えている。もちろんあの時はアテネへの切符がかかっていたこともあるが(*1)、それにしてもあの時のチームに比べて今の日本はあまりにもおとなしすぎる。タイムアウトでもほとんどが監督の指示を黙って聞いているだけのように見えてしまう…。
思うに、ここは木村選手を初めとする若手陣の意識改革が必要なのではないかと。コートの上では先輩も後輩もない対等な関係はず。彼女たちが妹気分(?)を捨て、「私がチームを引っ張る」ぐらいの勢いでやって欲しいなと。そして、そこからチームに新たな「化学反応」が起こるさまを是非見てみたい。
- 関連リンク
- *1
- 結局ワールドカップでは出場権を得られず、その後に行われた「世界最終予選」でオリンピック出場が決定。
- 06/09/11
- バレーボール > ワールドグランプリ > 2006年
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