【区間】ワレヘム〜コンピエーニュ(236km)
ツール・ド・フランスの「お祭り」としての側面を感じさせる微笑ましいエピソードもあった前半(*1)だったが、ここでのんびりし過ぎたメイン集団がゴール前 1km になっても逃げたグループを捕らえられない事態に。
優勝のゆくえは逃げ集団のヴォゴンディ(アグリチュベル)、ラダニュ(フランセーズデジュー)、オジェ(コフィディス)、ウィレムス(リクイガス)のうちの誰か...と誰もが思い始めたその時、後方にゆらゆらと立ち上る蜃気楼のごとき大集団(比喩ではなく、本当にそう見えた!)の中から飛び出したのが、プロローグで見事な走りを見せたあのカンチェラーラ!
マイヨ・ジョーヌ自ら勝負に打って出るという予想外の展開に、泡を食ったのは先頭の4人のみならず。カンチェラーラに出し抜かれたスプリンター軍団が必死に追いかけるも時すでに遅し。名だたるゴールスプリントのスペシャリストたちをふりきったタイム・トライアルの達人が、またまた劇的な走りで「魅せて」くれた。
解説の今中氏によると、スプリンター陣よりも早めにロングスパートをかけたのが功を奏したらしい。それにしても、黄色いジャージが見えた瞬間は筆者も思わず声をあげてしまった。これが栗村氏だったら「意味がワカラナイッ!」と絶叫しているところだろう(笑)。
- 第3ステージ:結果
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- ファビアン・カンチェラーラ(スイス / CSC)6h36'15
- エリック・ツァベル(ドイツ / ミルラム)
- ダニーロ・ナポリターノ(イタリア / ランプレフォンディタル)
- トム・ボーネン(ベルギー / クイックステップ)
- ロバート・ハンター(南アフリカ / バルロワールド)
- マイヨ・ジョーヌ(個人総合)
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- ファビアン・カンチェラーラ(スイス / CSC)15h12'08"
- アンドレアス・クレーデン(ドイツ / アスタナ)+33"
- デーヴィット・ミラー(イギリス / サウニエルドゥバル)+41"
- マイヨ・ヴェール(ポイント賞)
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- トム・ボーネン(ベルギー / クイックステップ)80pt
- ロビー・マキュアン(オーストラリア / プレディクトールロット)74pt
- エリック・ツァベル(ドイツ / ミルラム)62pt
- マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ(山岳賞)
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- ステファヌ・オジェ(フランス / コフィディス)8pt
- デーヴィット・ミラー(イギリス / サウニエルドゥバル)5pt
- フレディ・ビショ(フランス / アグリチュベル)3pt
- マイヨ・ブラン(新人賞)
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- ウラディミール・グセフ(ロシア / ディスカバリーチャンネル)15h12'53"
- トーマス・デッケル(オランダ / ラボバンク)+06"
- ブノワ・ヴォグルナール(フランス / フランセーズデジュー)+07"
- チーム総合
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- アスタナ 21h38'42"
- チームCSC +02"
- ディスカバリーチャンネル +05"
- 敢闘賞
- マチュー・ラダニュ(フランス / フランセーズデジュー)
- なるほど・ザ・ツール・ド・フランス
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今年の第1ステージは、スタート前のパレードからゴール後の表彰式までの完全放送というスペシャル版だったが、普段はステージ途中からの放送が常。しかし実は現地(フランス)でも日本と同じくステージ途中からの中継が普通とのこと。これはちょっと意外。
- *1
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★お祭りモード:その1
レース中、地元出身のルフェーブル選手(ブイグテレコム)が路肩に自転車を止め、家族や近所の人たちに囲まれ祝福を受けるシーンが。地元の人にとってはまさに「おらが村の英雄」。本人もまわりの人々も笑顔・笑顔のオンパレードで、微笑ましい一コマだった。★お祭りモード:その2
本日のコース中にあるフォンテーヌ・オ・ボワという町は、ツール・ド・フランスの元レースディレクター・ルブラン氏の故郷。ということで、「4賞ジャージを着た選手を先頭にした集団が、街頭で応援するルブラン氏の前でいったん自転車を止め、氏に敬意を表する」という段取りが予定されていたらしいのだが、選手たちがルブラン氏を見つけることが出来ず、素通りしてしまうハプニングが(笑)。
- 07/07/11
- 自転車競技 > ツール・ド・フランス > 2007年
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