【区間】ヴァスト 〜 ペスココスタンツォ(180km)
本日のレースで目を惹かれたのは、3つの集団で展開された悲喜こもごものドラマだった。
メイン集団で繰り広げられたのは、昨日同タイムでゴールしたヴィスコンティ(クイックステップ)とルス(ゲロルシュタイナー)による、現マリアローザ & マリアビアンカ争いの第2幕。
昨日同様、ヴィスコンティにピッタリと張り付き、後半には自ら仕掛けて揺さぶりをかけるルス。しかし今日のヴィスコンティには強い援軍がいた。それはクイックステップの御大将ベッティーニだ。なんとベッティーニ自らヴィスコンティを引くという兄貴ぶりを発揮し、そのおかげかルスの動きに惑わされずに力を温存できたヴィスコンティが、ラストのゴールスプリントでルスに9秒差をつけてゴール!
道々ベッティーニの帝王学を伝授されながら走った...かどうかはわからないが、ヴィスコンティが師匠の力を借りてマリアローザを死守した。
一方追走集団では、ピエポリ & リッコ(サウニエルドゥバル)の山岳部隊、ついに総合争いに顔を出したコンタドール(アスタナ)、そして気合い十分のディルーカ(LPRブレイクス)と、役者が勢揃い。
ここでのハイライトは、他の3人に引き離されそうになり絶体絶命のピンチにおちいるディルーカ。その苦悶の表情を捕らえようとカメラバイクが近づくや、鬼の形相でカメラをにらみつけるディルーカ!
そして散々視聴者をハラハラドキドキさせたあげく、終わってみればなんのことはない、追走集団のトップでゴールするディルーカ...(笑)。多少自作自演気味ながら(?)、役者の違いを見せつけたディルーカには感服させられた。
そして最後は、昨日同様若手と中堅どころの争いになった先頭集団。その中で最有力と見られていたセッラ(CSFグループ・ナヴィガーレ)に、勝負どころでパンクという不運なアクシデントが。
結局ボシージョ(LPRブレイクス)に大金星を奪われ、やっと巡ってきたステージ優勝のチャンスをマシントラブルで逃してしまったセッラ。ゴール時に無念の涙を流すセッラが切ない...。次は是非「歓喜の涙」を見せてもらいたい。
- 第7ステージ:結果
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- ガブリエーレ・ボシージョ(イタリア / LPRブレイクス)4h45'05"
- ヴァシル・キリエンカ(ベラルーシ / ティンコフ)+46"
- エマヌエーレ・セッラ(イタリア / CSFグループ・ナヴィガーレ)+1'02"
- フェリックス・カルデナス(コロンビア / バルロワールド)+1'33"
- ダニーロ・ディルーカ(イタリア / LPRブレイクス)+2'04"
- マリア・ローザ(個人総合)
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- ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア / クイックステップ)32h03'01"
- マティアス・ルス(ドイツ / ゲロルシュタイナー)+09"
- ガブリエーレ・ボシージョ(イタリア / LPRブレイクス)+5'43"
- マリア・チクラミーノ(ポイント賞)
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- ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア / リクイガス)50pt
- リカルド・リッコ(イタリア / サウニエルドゥバル)44pt
- ガブリエーレ・ボシージョ(イタリア / LPRブレイクス)33pt
- マリア・ヴェルデ(山岳賞)
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- エマヌエーレ・セッラ(イタリア / CSFグループ・ナヴィガーレ)36pt
- ガブリエーレ・ボシージョ(イタリア / LPRブレイクス)19pt
- フェリックス・カルデナス(コロンビア / バルロワールド)16pt
- マリア・ビアンカ(新人賞)
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- ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア / クイックステップ)32h03'01"
- マティアス・ルス(ドイツ / ゲロルシュタイナー)+09"
- リカルド・リッコ(イタリア / サウニエルドゥバル)+7'53"
- チーム総合
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- CSFグループ・ナヴィガーレ 95h28'54"
- アスタナ +31"
- ティンコフ +35"
- 08/05/18
- 自転車競技 > ジロ・デ・イタリア > 2008年
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