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ジロ・デ・イタリア 2008:第5ステージ

【区間】ベルヴェデーレ・マリッティモ〜コントゥルシ・テルメ(203Km)

今年から設定された「フーガ・セルベロ賞」。これは「逃げた距離」の総合成績を競うものだそうだ。もちろんマリア・ローザを初めとする従来の各賞に比べ重みはないが、賞金も出るし記録としても残る。チームとしても良いアピールになるだろう。

そうなると、明らかに「フーガ・セルベロ賞」ねらいの選手が出てきても不思議ではない。実際、第2、第3ステージで逃げたロワ(フランセーズデジュー)あたりはおそらくその筆頭、そして本日の主役、ブル(ティンコフ)もそのクチだと思っていた。

したがって先頭グループの逃げが決まりそうな気配が濃厚になっても、「ブルはそろそろお疲れさんモードかな?」 などと油断して見ていた筆者...。

残り 1km を切ったあたりで猛然とアタックを仕掛けるブルには、思わず驚きの声を上げてしまった(汗)。

あれよあれよという間に他の選手を引き離し、最後はほとんど独走状態でゴールするブル!彼にあんなに足が残っていたなんて......いやぁお見それしました(汗)。

そして、アグレッシブな走りとは対照的に「シャイな好青年」といった感じで初々しい表彰台のブルにも驚かされた(笑)。静かにグランツール初勝利の喜びを噛みしめているその姿は、とても印象的だった。

一方、同じく先頭集団にいたミラー(スリップストリーム)は、ブルの飛び出しに真っ先に反応するもチェーンが切れる不運に見舞われる。自転車を放り投げて無念さを爆発させるミラーには同情を禁じ得ない。

今大会第1ステージから献身的なアシストぶりを見せてきた彼にも、今後どこかで(個人TTあたり?)スポットライトがあたるシーンを期待したい。

第5ステージ:結果
  1. パヴェル・ブル(ロシア / ティンコフ)5h04'52"
  2. ヨハネス・フレーリンガー(ドイツ / ゲロルシュタイナー)+04"
  3. ルイスフェリペ・ラベルデ(コロンビア / CSFグループ・ナヴィガーレ)+10"
  4. フランシスコ・ペレス(スペイン / ケスデパーニュ)+25"
  5. パオロ・ベッティーニ(イタリア / クイックステップ)+31"
マリア・ローザ(個人総合)
  1. フランコ・ペッリツォッティ(イタリア / リクイガス)21h46'49"
  2. クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(アメリカ / スリップストリーム)+01"
  3. ダニーロ・ディルーカ(イタリア / LPRブレイクス)+07"
マリア・チクラミーノ(ポイント賞)
  1. ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア / リクイガス)46pt
  2. リカルド・リッコ(イタリア / サウニエルドゥバル)34pt
  3. パヴェル・ブル(ロシア / ティンコフ)33pt
マリア・ヴェルデ(山岳賞)
  1. エマヌエーレ・セッラ(イタリア / CSFグループ・ナヴィガーレ)9pt
  2. ダニエーレ・ピエトロポッリ(イタリア / LPRブレイクス)5pt
  3. ルイスフェリペ・ラベルデ(コロンビア / CSFグループ・ナヴィガーレ)3pt
マリア・ビアンカ(新人賞)
  1. モーリス・ポッソーニ(イタリア / ハイロード)21h46'57"
  2. ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア / リクイガス)
  3. リカルド・リッコ(イタリア / サウニエルドゥバル)+25"
チーム総合
  1. リクイガス 64h27'33"
  2. LPRブレイクス +11"
  3. アスタナ +30"
単独で逃げたワケ

昨日のステージで果敢な逃げを見せてくれたヴェルブルッヘ(コフィディス)。ベテランの彼にしては少々無謀な(?)行動には、実はわけがあった。

【ジロ2008】第4ステージレースレポートJ SPORTS
※ページ下段のヴェルブルッヘのコメント参照。

なるほど、そういうことだったのか...。しかしストライキをするよりも、己の能力の限界に挑戦することで意思を表明した彼のパフォーマンスに、拍手を送りたい。

おいおい...

落車により道路に投げ出されていたアージェードゥーゼルの選手の自転車が、前方不注意の(?)LPRブレイクスのチームカーに数メートル引きずられ破損するという珍事が発生。

「どこ見てんだよ!」とジェスチャーまじりで怒るアージェードゥーゼルの選手(ごもっともです)。しかし自転車を脇にどかすと、そそくさとその場を立ち去るチームカー!後に残され呆然とするアージェードゥーゼルの選手...。

まぁ急いでたんだろうけど、それはないんじゃないの?(笑)。

「世界陸上」のあの人が!

本日のレース中、「世界陸上大阪大会」に出場した女子走り高跳びのイタリア代表、アントニエッタ・ディマルティノ選手がインタビューを受けている映像がチラっと映っていた。ニワカ世界陸上オタクとしては一応チェック!(笑)。

【参考】Antonietta Di Martino - Wikipedia

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  • 08/05/15
  • 自転車競技 > ジロ・デ・イタリア > 2008年

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