1週間前、目前でステージ優勝を逃し悔し涙を流したあの男に、雪辱を果たす日がやってきた。
- 08/05/25
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第14ステージから始まる山岳ステージ3連戦の前に結果を出したい重量級スプリンターたちにとっては、今日、明日の平坦ステージが勝負どころ。
降りしきる雨に視界は最悪。下りではペダルのビンディングを外して慎重に走る選手も見られるほど、過酷なコンディションの中で行われた本日のステージ。
休息日あけの本日は、前半が平坦、後半が上りのタイムトライアル。この一筋縄では行かないステージを制したのは、ロバと暮らす心優しき男、ブルセギン(ランプレ)。
今回のジロでは珍しくド平坦に近いステージ、逃げているのは総合争いに関係のない2人、そして明日は休息日...これだけの条件が重なれば、まったりモードの展開も致し方ないと言うもの。
本日の主役は紛れもなくリッコ(サウニエルドゥバル)なのだが、筆者の目は主役を食う「怪演」を見せたディルーカ(LPRブレイクス)に釘付けになった。
優勝候補と目される選手たちにとって、今日は明日の頂上ゴールにそなえた体力温存の1日となったようだ。一方彼らに変わって主役を演じたのは、決してビッグネームとは言えない若手や中堅の選手たちだった。
今年から設定された「フーガ・セルベロ賞」。これは「逃げた距離」の総合成績を競うものだそうだ。もちろんマリア・ローザを初めとする従来の各賞に比べ重みはないが、賞金も出るし記録としても残る。チームとしても良いアピールになるだろう。