【区間】リエンツ〜モンテ・ゾンコラン(142km)
「ゾンコランは俺の庭」とばかりに、かつてこの激坂の反対側を制した(*1)シモーニ(サウニエルドゥバル)が、残り半分も制して勝利の地図を完成させるべく、満を持して勝負に出た。ゴール 8km 手前で猛然とアタックをかけたシモーニに、ディルーカ(リクイガス)らメイン集団がみるみるうちに引き離されていく...。
ところがこれに待ったをかけたのが、脅威の新人シュレック(CSC)。シッティングで淡々と上る22歳は、残り 4km 地点でシモーニを捕らえる。しかし悲しいかな、彼にはピエポリ(サウニエルドゥバル)のような頼れる相棒がいなかった...。
ピエポリは若干ペースの落ちたシモーニのかわりにシュレックの前に出てペースをあげ、ラスト 150m ではあうんの呼吸(?)でシモーニとともにアタック!2人の連携にシュレックはついていくことができず、最後はともに35歳の盟友がワンツーフィニッシュを飾った。
シモーニは今大会初勝利。今年のジロ最難関のステージを制して「激坂王」の面目躍如といったところ。チームもこれで山岳ステージ3勝目。その全てにからむ活躍を見せたピエポリのいぶし銀の働きにも感服させられた。
一方、シモーニ、シュレックに総合争いでタイム差を詰められながらも、最後まで切れずにマイペースの走りでマリアローザを死守した、ディルーカの走りも見事だった。
- 第17ステージ:結果
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- ジルベルト・シモーニ(イタリア / サウニエルドゥバル)3h51'52"
- レオナルド・ピエポリ(イタリア / サウニエルドゥバル)
- アンディ・シュレック(ルクセンブルク / CSC)+07"
- ダニーロ・ディルーカ(イタリア / リクイガス)+31"
- ダミアーノ・クネゴ(イタリア / ランプレ)+37"
- マリア・ローザ(個人総合)
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- ダニーロ・ディルーカ(イタリア / リクイガス)77h35'35"
- アンディ・シュレック(ルクセンブルク / CSC)+2'24"
- ジルベルト・シモーニ(イタリア / サウニエルドゥバル)+2'28"
- マリア・チクラミーノ(ポイント賞)
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- アレッサンドロ・ペタッキ(イタリア / ミルラム)135pt
- ダニーロ・ディルーカ(イタリア / リクイガス)122pt
- パオロ・ベッティーニ(イタリア / クイックステップ)104pt
- マリア・ヴェルデ(山岳賞)
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- レオナルド・ピエポリ(イタリア / サウニエルドゥバル)73pt
- フォルトゥナート・バリアーニ(イタリア / チェラミカパナリア)46pt
- ダニーロ・ディルーカ(イタリア / リクイガス)45pt
- マリア・ビアンカ(新人賞)
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- アンディ・シュレック(ルクセンブルク / CSC)77h37'59"
- リカルド・リッコ(イタリア / サウニエルドゥバル)+2'55"
- ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア / チェラミカパナリア)+17'52"
- チーム総合
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- サウニエルドゥバル 231h59'40"
- チェラミカパナリア +49"
- リクイガス +3'40"
- 今日のシャンパンファイト
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ステージ優勝を心待ちにしていたファンに応えるかのように、シャンパンを表彰台の下に陣取るファンめがけてまき散らすシモーニ(笑)。その満面の笑みが印象的だった。ジロ最難関を制しての優勝だけに、その喜びも一入(ひとしお)だろう。
- *1
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シモーニがステージ優勝した2003年のジロで採用されたコースは、ゾンコランの東側の坂。今回のコースは、さらに難易度の高い西側を採用。
- 07/08/05
- 自転車競技 > ジロ・デ・イタリア > 2007年
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