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世界陸上 07' 第7日(第2部)

女子 1500m:準決勝

マルヤムユスフ・ジャマル選手(バーレーン)とユリア・フォメンコ選手(ロシア)。この因縁少なからぬ2人(*1)が顔を揃えた第1組で、今回も「あわや」というシーンが。

ジャマル選手の横に並んだフォメンコ選手の肘が2度、3度とジャマル選手に接触。すかさずフォメンコ選手に向かって何かを言うジャマル選手!言い返すフォメンコ選手!

この一件が気に障ったのか、ゴール後ジャマル選手はそのままジョギング体勢で一目散に帰ってしまったのだが、カメラさんにはこの時もう少し彼女を映しておいて欲しかった。ヘルシンキの「インタビューゾーン駆け抜け男(=ラムジ選手)」の女性版が見られるかもしれない場面だったのに...残念。

第2組ではロシアが誇る美人ランナー、エレーナ・ソボレワ選手が順当に決勝へ進出。小さい体でダイナミックな走りを見せるマリエム・アラウイ・セルスリ選手(モロッコ)も気になる。

リザルト詳細TBS「世界陸上大阪」

男子 800m:準決勝

恐れていたことが起こってしまった。今大会、位置取りで苦労していたラシド・ラムジ選手(バーレーン)が、ラスト残り 150m 付近で横にいた選手と接触、その後失速しまさかの8位ゴール、決勝進出を逃すという波乱が。

それにしても、ラムジ選手のあんなに苦しそうな顔を見たのは初めてである。接触の際に足を痛めたのだろうか?それとも今大会、もともとコンディションが良くなかったのか?...いずれにしても残念。

リザルト詳細TBS「世界陸上大阪」

女子 やり投げ:決勝

クリスティーナ・オーバークフォル選手(ドイツ)とバルボラ・スポタコバ選手(チェコ)の「26歳対決」を制したのはスポタコバ選手。

クールなスポタコバ選手と感情をあらわにするオーバークフォル選手。好対照な2人の対決には華がある。北京でもこの2人の対決が楽しみ。

アテネ五輪の金メダリスト、シュテフィ・ネリウス選手(ドイツ)は銅メダル。日本語で「笑う門には福来たる」と書かれたハチマキを締めて出場した彼女...いったい何がしたかったんだ?(笑)。

  1. バルボラ・スポタコバ(チェコ)67.07m
  2. クリスティーナ・オーバークフォル(ドイツ)66.46m
  3. シュテフィ・ネリウス(ドイツ)64.42m

リザルト詳細TBS「世界陸上大阪」

男子 400m:決勝

世界新こそ出なかったが、ジェレミー・ウォリナー選手(アメリカ)の圧勝だった。金・銀・銅と独占したアメリカ勢の強さも印象に残った。この分だとリレーも堅い?

  1. ジェレミー・ウォリナー(アメリカ)43.45
  2. ラショーン・メリット(アメリカ)43.96
  3. アンジェロ・テイラー(アメリカ)44.32

リザルト詳細TBS「世界陸上大阪」

女子 三段跳び:決勝

キューバのヤルヘニ・サビネ選手の1回目の跳躍は、全身これバネといった素晴らしいものだった。どの競技でもそうだが、世界の頂点に立つ選手のフォームは美しい...。

連覇を狙うタチアナ・レベデワ選手は惜しくも2位。走り幅跳びの疲れが出たのか、体が重そうな感じがした。

  1. ヤルヘニ・サビネ(キューバ)15.28m
  2. タチアナ・レベデワ(ロシア)15.07m
  3. ヒリソピイペギー・デベツィ(ギリシャ)15.04m

リザルト詳細TBS「世界陸上大阪」

男子 110m ハードル:決勝

レース前の彼のまなざしに、一握りの天才にしか存在し得ないある種の狂気が宿った時、すでにレースの行方は決まっていたのかもしれない。

不利な9レーンでの走りもなんのその、劉翔選手(中国)が念願の世界陸上初制覇。デイロン・ロブレス選手(キューバ)は後半失速...やや力みが出たか?予選前日に急遽来日したデービッド・ペイン選手(アメリカ)の3位にはビックリ。

  1. 劉翔(中国)12.95
  2. テレンス・トランメル(アメリカ)12.99
  3. デービッド・ペイン(アメリカ)13.02

リザルト詳細TBS「世界陸上大阪」

女子 200m:決勝

アリソン・フェリックス選手(アメリカ)が、準決勝の再現のようなレースでベロニカ・キャンベル選手(ジャマイカ)らを引き離して圧勝。そして3位にスリランカのジャヤシンゲ選手が入ったのには驚いた。予選、準決勝と調子が良さそうだったが、まさかここまでやるとは。

ちなみに、キャスターの織田氏がアリソン選手の魅力を「小学生の時にカケッコの早い女の子に感じたトキメキ」と表現していたが(笑)、まぁわからないでもない。彼女の走りには、(一見)普通の女の子が筋肉隆々の短距離サイボーグみたいな人たちに勝ってしまう...といった痛快さがある。

筆者も、ヘルシンキ大会で初めて彼女の走りを見たときは衝撃を受けた。それはまるで、襲いかかる野獣の群れから悠々と逃げ切ってしまうカモシカのようだった(笑)。

今回もあの時の加速力は健在。今後しばらく彼女を越える選手は出てこないのではと思わせる、余裕の勝利だった。

  1. アリソン・フェリックス(アメリカ)21.81
  2. ベロニカ・キャンベル(ジャマイカ)22.34
  3. スサンティカ・ジャヤシンゲ(スリランカ)22.63

リザルト詳細TBS「世界陸上大阪」

男子 4×100m:予選

日本チームがなんとかタイムで拾われることを願いながら見ていたのだが、なんと着順(3位)で堂々の決勝進出。しかも日本新記録とアジア新記録を塗り替える走りはお見事!

リザルト詳細TBS「世界陸上大阪」

関連リンク
*1

前回のヘルシンキ大会決勝、フォメンコ選手(旧姓チジェンコ)がジャマル選手の走路を妨害したとして失格に。ジャマル選手は走路妨害の影響か、5位に甘んじた。

  • 07/09/01
  • 陸上競技 > 世界陸上 > 2007大阪

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